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なぜ精神科医になったか

私は高校生のときは自分が医師になることを考えませんでした。私の身近な人で病気になっている人があまりおらず、医師という職業に親近感を持ちそびれていました。また元気な盛りの高校生としては、人間は病気になることがあるという発想はなにか人生のネガティブな面に対峙するような気がしてしまい、もっと華やかなものに憧れるところがありました。しかし建築学科で挫折して、再度自分の職業選択をする機会に直面した時、色々考えました。本当は行政とか経済とかに興味がありました。しかしその分野でやっていく自信を持ちきれずにいました。そうこうしているころ、私は精神科医について書かれた一冊の本に出会いました。その時、私は人が精神的に病むというのはどういう事だろうか、と思いを巡らしました。なにか精神を病むということに神秘的なものを感じました。それを治せる精神科医というものに興味を持ちました。自分の理系の頭を生かしながら、文系的な事ができることにも自分の心情に合いました。精神科医が発端だったのですが、そこから医師という仕事にも興味を持ちました。基本的にありとあらゆる疾患の概念がわかり、人の役に立つことが出来るのは素敵な事だなと思いいたり、精神科医になるべく、医学部進学をすることが出来ました。話しをすることはそんなに嫌いではなく、対話で人を癒すことができる、そんな精神科医としての職業は今でも気に入っています。

 
 
 

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