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医師になる道を選んだ娘へ


コロナ禍での初めての大学入試は昨年のこと。

共通テストなどの変更もあり、大変苦労した試験でした。


仲の良い優秀なご友人らも実力を出せずに浪人したりと、手放しに喜べないため、医学部2年生になった今、やっと家族もほっとしました。


保育園のころ、3歳くらいでしたか。

七夕のお願いに


”お医者さんになりますように” とたどたどしい文字が並んでいました。


赤ん坊の時には病気がちで度々入院をしていた

娘は、ことお医者様に憧れていました。

そして、脳卒中で無理かもしれない、という祖父を助けた若い医師に接するうちに、小さな娘の心は固い意思を持つようになったようです。


昨年の春に初志貫徹で目指していた医学部に現役合格で進学しました。


世間的にはもっと偏差値の高い大学や、学費の安い国公立、授業料免除の医学部にも合格したにもかかわらず、学びたい先生がいるからと、親を説得して、自分の意志を通しました。


2年生になり、医学の授業もスタートし充実した毎日の様子です。


自分の将来をつかみ取っていく娘には尊敬の思いが沸き上がります。

幼い頃は仕事帰りに寝顔しか見られなかった時期もありましたが、コツコツと努力をする毎日を

当たり前に過ごした日々、娘の真剣な生き様に、私はこの娘を持って本当に幸せだったと、

感謝の気持ちでいっぱいになるのです。


母がいない時間を多く過ごした娘でしたが、一途な思いをここまでは遂げました。

変わりゆく時代の中で、親が子供たちのために出来ることは、今も昔もかわらないかもしれません。

これからも多難とは思いますが、一つでも夢を叶えるために、お互いに努力できたら、と思います。






 
 
 

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